図画工作・美術科の教科特性を踏まえた21世紀型能力の学習開発 : タキソノミーテーブルの改善と実践を通して

2016 
本研究の目的は,図画工作・美術科の教科特性を踏まえた21世紀型能力を育成する学習開発を行うことである。研究の方法は,まず図画工作・美術科のタキソノミーテーブルの4領域と,本校で培う3つの資質・能力の位置付けを整理する。その上で,「メタ認知」と「認知」の2領域に焦点を当てた題材と学習指導法を開発し,その有効性を検証する。検証方法は,質問紙調査,ポートフォリオの内容分析,授業中の観察記録の内容分析,作品の達成度の分析を行い,児童・生徒の教科の本質に関する資質・能力の向上について評価する。研究の結果,グループ活動を軸にゲストティーチャーや異年齢の子どもに対して相手意識を持ちながらかかわることを通して,資質・能力を育むことができ,学習開発において一定の成果が出た。
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