新規な1,3,2−ジオキサチオランs酸化物誘導体、その製造方法及びその用途

1991 
(57)【要約】 (修正有) 【構成】 1,3,2−ジオキサチオランS酸化物とシ クロペンタン環とがスピロ構造となっている新規な1, 3,2−ジオキサチオランS酸化物誘導体(I)、その 製造法及び用途。化合物(I)を製造するには、ヒドロ キシメチルシクロペンタノール誘導体と塩化チオニルと を反応させて1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシ ド誘導体とする。また、さらにこれを酸化させて1, 3,2−ジオキサチオラン2,2−ジオキシド誘導体を 製造する。 (式中、R 1 及びR 2 は、それぞれ同一であるかあるい は異なって水素原子あるいは低級アルキル基を示す。X はハロゲン原子、シアノ基、低級アルキル基、ハロアル キル基またはフェニル基を示す。mは0〜5の整数を示 す。nは1または2を示す。) 【効果】 この化合物は、農園芸用殺菌剤や植物生長調 節剤として用いられるアゾリルメチルシクロペンタノー ル誘導体の中間体あるいは殺菌剤として有用である。
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