A line-by-line coding scheme with run color prediction for multi-color graphics.

1985 
少数種の色によって分割された領域から成る簡易カラー画像を符号化する方式として比較的処理の簡単な線順次方式ながら, ラン色の予測とラン境界の相対アドレス符号化という2つの2次元的手法によって色彩領域の連結性を利用する方式について検討した.計算機シュレーションによる効率測定により, ラン色予測の一致率が95%と高く, また相対アドレス符号化も有効なことから, 従来のカラーランレングス符号化方式に比べて, 1画素当りのエントロピーは約33%にまで減少するという好結果が得られた.このエントロピーは画素単位の2次元マルコフモデルにおける条件付エントロピーと同程度であり, さらに簡易カラー画像一般への適用性を考慮した場合には, 本符号化方式の方が優位となることがわかった.
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