An Improved Method for CO2 Determination

1960 
CO2定量法として普通重量法(Bunsen,Fresenius,Schrotter法等)が用いられるが時間がかかる。これに対して発生法は発生したCO2の容積を直接読むので速くて簡便であるが精度が劣る。精度が劣る原因は溶液中にCO2が溶存するためといわれ,測定値は常に理論値より低い結果を与えて約5~15%の誤差を生ずる。著者らはこの欠点に着目し,非常によい解決法を考案した。その方法はCO2を発生した残液を100℃に加熱し,これに規定量の空気を通じて溶存CO2を追出すのである。この操作により上の欠点は完全に除かれ,発生法の精度を重量法なみに引上げることが出来た。この改良発生法の重要な利点は精度とともに速さにあって,従来の重量法で1~2時間要するところを5~10分で定量し得る。
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