Sb-Mo-O系単一相複合酸化物触媒での各種アルコールの酸化的エステル化反応

1991 
Sb-Mo-0図画’合酸化物触媒はエタノールの酸化的 エステル化反応による酢酸エチルの合成に高い活性を 示す.この反応はエステルの一段合成プロセスとして 注目される.前報1)で述べたように,Sb-Mo-0系触 媒によるエタノール接触酸化において反応中に触媒の 還元が進行し,反応中に生成した還元相がエステル化 反応に有効であると考えられる.また,Sb204と MoO3からなるSb-Mo-O系の還元により, Sb4MoloO31 (X相)Sb2MoloO31(Y相), Sb2MoO6(Z相)の3種 の複合酸化物が生成すると報告されている2).しかし, 各相からの回折強度は定量性が低く,結晶性,対称性, 粒子径などに強く影響される.還元状態にある各単一 相の生成と活性との相関をより明確にするため,本研 究では,上記の各単一相を別々に調製し,C4までの 飽和アルコールを用いた気相接触酸化によるエステル
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []