Development of a Cascadable Passing Through Precision UDP Time-Stamping Device

2011 
あらまし 片方向遅延はネットワークパフォーマンスを示す重要な指標であるが,ネットワークは非均質であるため,パスを構成する区間ごとの片方向遅延を計測する必要がある.従来,経路途中の片方向遅延を高精度に測るには,パケットキャプチャ装置が用いられてきたが,キャプチャ方式ではリアルタムな遅延時間計測は原理的に不可能であり,しかも,キャプチャデータ集約に伴う作業量及びセキュリティの問題を抱えている.本論文では,アクティブ計測を目的として,ネットワーク上の任意の複数の位置に挿入し,通過するUDP パケットに高精度なタイムスタンプを逐次挿入する,全く新しい専用ハードウェア(PUTS:cascadable Passing throughprecision UDP Time-Stamping device)を開発したので報告する.本装置を用いることにより,プローブとデータ収集を同時に行えるため,複数区間ごとの片方向遅延時間を,リアルタイムかつ容易にアクティブ計測することが可能である.また,PUTS のタイムスタンプは,解像度4 ナノ秒,安定度10
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