Application of the fission track method for the determination of uranium absorbed on filter paper.
1991
溶液試料を濾紙に滴下,蒸発させて表面のウラン密度が均一な試料を作製し,これに雲母薄片を密着させてフィッショントラック法によるウランの定量への適用を試みた.潜在トラックの影響をなくすための雲母の前処理,トラック密度とウラン量,照射条件との関係,試料中のマトリックスによる影響など実験条件を設定するための詳細な検討を行い,地質調査所発行の13種の岩石標準試料に適用してウランの定量を行った.その結果,固体試料をそのまま使用する従来のフィッショントラック法では定量が困難であったJGシリーズについても,クラスターを生じることがなく定量可能であった.又その他の標準試料についても参照値とよい一致が見られた.
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