Standard addition method by mass and its application.

1987 
少量溶液の取り扱いに有利な重量基準による標準添加法を原子スペクトル分析法と組み合わせて検討した.従来の容量基準による方法と異なり,試料溶液の分取量,標準溶液の添加量,最終溶液量をそれぞれ正確に一定にする必要はなく,試料溶液の希釈率を補正係数として用いることにより従来法となんら変わりなく標準添加法を適用することができ,正確さ及び再現性とも良好であった.本法をアルミニウム合金(NBS 87a,NKK 916)及び99.99%アルミニウム中のマグネシウムのAAS定量及び標準岩石(GSI-JG-1)中のリチウムのICP-AES定量に応用し,良好な結果を得た.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []