Control of Corynespora Target Leaf Spot of Cucumber by Use of Negatively-Correlated Cross Resistance between Benzimidazole Fungicides and Diethofencarb

1991 
ジエトフェンカルブ(NPC)はCorynespora melonisのベンズイミダゾール(BI)系薬剤耐性菌に対し,野生型である感性菌と比べて高い抗菌活性を示し,BI系殺菌剤との間に明確な負相関交差耐性が認められた。幼苗を用いた鉢試験でも,NPCおよびこれを含む製剤であるチオファネートメチル・ジエトフェンカルブおよびプロシミドン・ジエトフェンカルブの各水和剤はBI耐性菌によるキュウリ褐斑病の発病を強く抑制し,予防効果と治療効果が認められ,圃場試験においても両製剤は高い防除効果を示した。褐斑病菌のBI系剤に対する最低生育阻止濃度の頻度分布は2峰型であり,中等度耐性菌は認められず,また,BIおよびNPCの両剤耐性菌も認められないことから,NPCのもつBIに対する負相関性はキュウリ褐斑病に適用可能である。
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