Study of Lymphatic Flow in the Remnant Stomach by Endoscopical Injection of Activated Carbon Particles(CH40).

1994 
残胃の癌症例に微粒子活性炭CH40を術前経内視鏡的に残胃小轡に流入し, リンパ節の黒染の有無により残胃のリンパ流を検討した. 対象は14例で, 初回手術は良性疾患6例 (B-1法3例, B-2法3例). 悪性疾患8例 (B-1法5例, B-2法3例) であった. 初回良性例ではNo.1, 3, 7のリンパ節が黒染され左胃動脈経路が主体であったが, No.10, 11などの脾動脈経路のリンパ節も黒染されていた. 初回悪性例のR2郭清後では左胃動脈経路はみられず, 脾動脈経路, 左下横隔動脈経路が主体であったが, B-1法ではNo.12, 13への新生リンパ路がみられた. R3郭清後では既成リンパ路の遮断により, B-1法でNo.16のみ, B-2法では空腸間膜リンパ節のみの黒染例がみられ, いずれも新生リンパ路であった. 初回悪性例では残胃副リンパ路のリンパ流の増加および新生リンパ路がみられたが, R2とR3の郭清後では異なったリンパ流がみられた.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []