Behavior of arsenic and its removal from pyroligneous liquid produced by pyrolysis of CCA-treated wood by rectification

2002 
建設廃材として廃棄されている大量のCCA処理木材を安全にリサイクルすることは,資源有効利用と環境保全の点において非常に重要である。CCA含有木材の熱分解を行い,そこで生成される熱分解液から精留塔を使って,安全な木酢液を精製するために,ヒ素分離実験を行った。精留前ヒ素濃度が約80ppmであったが,精製後は約1ppmとなり分離効率は99%程度であった。この結果,木質系建設廃棄物を熱分解処理する際に生成される熱分解液からのヒ素の分離に関して精留方法が大変有効であることが示唆された。
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