「病い」のスペクトル : 精神医学と人類学の遭遇
2015
序論 ためらいの普遍性—精神医学概念はあらゆる社会において普遍妥当性をもつのか 第1部 文化精神医学—多元的身体性と「場」(文化と伝統療法;多元性・多声性・身体性;風土的視点と精神科臨床「臨床場」の問題;文化精神医学と風土・民族・宗教) 第2部 スピリチュアリティ—沖縄と「魂」(宗教性と臨床性—多元性とケアの現実;沖縄の医介輔の歴史と語り) 第3章 ソーシャル・サファリング—水俣と「傷」(ソーシャル・サファリング;「水俣病」研究の方法論再考—医学的思考の新たなパラダイム転換) 第4部 関係性の詩学—精神科臨床と「老い」(「世に棲む老い人」の臨床人類学—“関係性の詩学”の人類学に向けて;風土と老人観—医療人類学的視点から) 第5部 レジリアンス—傷から回復へ(レジリアンス・病い・文化—レジリアンスの医療人類学;精神医療における「リカバリー」を再考する)
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