STUDIES ON EFFECTS OF CALCIUM CARBONATES ON THE PROPERTIES OF POLYMERS
1966
充てん剤配合ゴム加硫物に繰り返し低伸張を与えた場合の, 伸張回数に伴う充てん剤~ゴム分子間凝着のはずれの進行状態に関する定量化を試みた.まず, 低伸張領域における応力~ひずみ関係から算定される, νm, および, f0を次式によって定義した.νm= {∫10νm (α) d (α-1/α2)} / {∫10d (α-1/α2)} f0= {∫10f0 (α) d (α-1/α2)} / {∫10d (α-1/α2)} そして, 近似的には, νmが LIVLIN-MOONEY の式におけるパラメータ, (C1+C2) あるいはC2と, また, f0がC2と, それぞれ比例関係にあることを示した.ここに, νm がC2に対応する量であることは, 加硫の進行に伴うからみあいの増加を意味する.試料には, 粒子の大きさ, 表面処理剤の異なる各種炭酸カルシウム配合SBR加硫物が使用されたが, 伸張回数に伴うνmの減少速度は, 主として充てん剤~ゴム混合系の不均質構造と, 充てん剤~ゴム分子間結合力のエネルギー分布とに支配されるものであることを指摘した.
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