MECHANICAL PROPERTIES OF RUBBER VULCANIZATES UNDER FINITE DEFORMATION

1969 
加硫ゴムの有限形下での力学的挙動については, 理論的にも実験的にもかなり研究されてきた. しかし, 実在の加硫ゴムの単純伸張実験結果から得られる Mooney-Rivlin プロットが非線型で複雑な挙動を示すということから考えても十分説明されていない点が多々存在すると考えられる.通常, 材料の力学的挙動の研究は, 単純1軸伸張によって行なわれるのが普通である. しかし, 加硫ゴムのように弾性変形領域が広く, 非線型力学的挙動を示す材料の力学挙動を解明するには, 得られる情報が不足する. そこで, 本報では2軸引張試験機で加硫NRの変形テンソルの不変量I1, I2の関数としてひずみエネルギー関数∂W/∂I1, ∂W/∂I2を求め, 加硫ゴムの力学的挙動を明らかにしようと試みた.
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