Trial of assessment program to classify the visual field grade in physically disability using with Humphrey Field Analyzer

1998 
平成7年4月11日付けで,身体障害者福祉法施行規則の一部が改正され,視野障害の等級判定に視能率の概念が導入された。今回我々は,広く普及している自動視野計を用いて,簡単に算出できる様な測定法はないかと考え,新しくプログラム化した方法で測定することを試みたので報告する。対象は,網膜色素変性症を中心とした25例44眼である。ハンフリー自動視野計630型を用い,ゴールドマン視野計I/4に相当したサイズIの10dB(40検査点)で中心視野が10度以内ならI/2に相当したサイズIの20dBで7度(損失率90%・8検査点)以内か,3度(損失率95%・8検査点)以内かを検査した。ゴールドマン視野計測の結果と比較すると障害等級に差がみられ,周辺視野の測定位置など若干の改善点を考察した。周辺視野と中心視野の測定時間は日常,臨床で行っている自動視野計の測定時間よりも短縮されていた。本法は中心視野7度および3度に対し応答した個数により簡便に視能率の算出ができ,有用性があると考えた。
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