Detection of Micrometastases in Sentinel Lymph Nodes of Melanoma Patients by RT-PCR.

2002 
早期悪性黒色腫におけるセンチネルリンパ節生検はその有用性が認められ治療のスタンダードとなってきた。しかし,メラノーマの微小転移を検出するためにはルーチンの病理組織学的検討において多数の連続切片を作成し,従来のHE染色に加えて免疫組織学的検討をも施行する必要がある。この煩雑な診断過程をより簡便にまた確実にする目的で,我々はセンチネルリンパ節のRT-PCR法によるメラノーマ細胞検出を施行している。メラノーマ特異抗原であるチロシナーゼMART-1, gp100を特異的プライマーで増幅し,センチネルリンパ節内のわずかなメラノーマ細胞を検出する。また生物学的偽陽性の可能性より我々はRT-PCRで陽性の場合,組織学的に再検討する方針としている。
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