TWO CASES OF JEJUNAL ANGIODYSPLASIA IN WHICH BLEEDING SITES WERE DIAGNOSED BY INTRAOPERATIVE ENTEROSCOPY
2007
術中内視鏡検査で出血部位の同定が可能であった小腸angiodysplasiaの2例を経験したので報告する. 症例1 : 76歳, 男性. 2004年3月17日出血源不明の消化管出血のため当院を紹介された. 腹部血管造影でも出血源を認めず, 緊急開腹術を行った. 術中内視鏡検査で, 空腸に拍動性出血を認め, 同部位を含む約10cmの空腸部分切除を行った. 病理組織学的検査でangiodysplasiaと診断した. 現在まで再出血を認めていない. 症例2 : 28歳, 男性. 2005年9月7日黒色便を主訴に当院内科を受診した. 上部内視鏡検査, 大腸内視鏡検査, 腹部血管造影で出血源を同定できず, 緊急開腹手術を行った. 術中内視鏡検査で, 空腸に出血を伴う隆起性病変を認め, 病変を含む約10cmの空腸部分切除を行った. 病理組織学的検査でangiodysplasiaと診断した. 現在まで再出血を認めていない.
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