Septal Myectomy for Hypertrophic Obstructive Cardiomyopathy in a Child

2008 
6歳,男児.乳児期に肥大型閉塞性心筋症と診断され,内科的治療が継続されていた.近年,徐々に左室流出路閉塞所見が進行し,高度の心不全症状と失神発作を呈するようになった.心臓カテーテル検査では87mmHgの左室流出路圧較差を,心エコーでは僧帽弁前尖の systolic anterior motion と僧帽弁逆流を認め,中隔心筋切除術の適応と判断した.術前後および心停止中にも経食道心エコーを駆使し,大動脈弁経由で左室側心室中隔心筋切除を行った.術後に完全房室ブロックを来たし恒久的ペースメーカーの植込みを要したが,左室流出路圧較差は軽減し,心不全症状の改善を見た.
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