Flocculation of Kaolin Suspension with Graft Copolymers of Chitosan.

1993 
アイオネンのグラフト共重合体を2-ヒドロキシ-3-アイオネンにアクリルアミドをグラフト重合することにより合成した. 5%カオリン懸濁液に対する凝集作用を沈降速度, 沈降容積および残留濁度を測定することにより, その構造との関連において検討した. 得られた結果は次のとおりである. 1) いずれの共重合体においても, 最適共重合体の添加濃度は20~50ppmであった. 2) グラフと鎖長 (F2) および分子量の増加に伴って凝集作用は増加した. 3) pH 2~12の範囲で良好な凝集効果を示し, 最適な凝集作用はpH 6~6.5 (等電点) で認められた. 4) 共重合体添加量とζ電位との関係については, 20ppmの共重合体の添加濃度のところに等電点が認められた. 5) 本共重合体は高分子凝集剤として代表的な市販品のSumi Floc FC, Himoloc Neo600, およびPAS-Aと比較して遜色のない性能を示した.
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