APPLICABILITY OF MUSSEL AS A BIOINDICATOR FOR MONITORING OF PCB IN SEA WATER

2005 
大阪湾および播磨灘で採取した海水とムラサキイガイ中のPCB濃度を測定し, それらの関係を, 総PCB濃度, 同族体分布および異性体分布も含め検討し, ムラサキイガイのPCBモニタリングの指標生物としての評価を試みた. ムラサキイガイ中のPCB濃度は, 海水中のPCB濃度とその同族体および異性体分布の特徴を反映することが示された. 海水からムラサキイガイヘの濃縮係数はおよそ20000程度であり, 同族体別では6塩素化体までは塩素数が増えるにつれて増加し, それ以降は減少することがわかった. 主成分分析により, PCBの同族体の分布パターンがPCB汚染の起源推定に使えることが示された. また, ムラサキイガイの部位別の濃度測定により, 足糸部以外の部位の異性体分布が類似していた.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    2
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []