A STUDY OF RECOVERING A REED ECOSYSTEM USING POROUS CONCRETE IN THE LAKE BIWA SHORE

2011 
琵琶湖のヨシ帯再生を目的として,5年10カ月にわたり琵琶湖岸に位置する琵琶湖・淀川水質浄化共同実験センターなぎさ型実験施設において,ポーラスコンクリート植栽基盤を用いたポーラスコンクリート工法によるヨシの植栽実験を実施した.その結果,ポーラスコンクリートの配合要因を,粒径20~13mmの砕石を使用し,空隙率35%,目標圧縮強度8N/mm2,目標ペーストフロー値180mmとすることで,植栽時の運搬・施工性が確保できることを確認した.また,ポーラスコンクリート工法により植栽したヨシの生育状況はヤシマット工法より良好であり,植栽範囲の地盤高の変動がほとんど見られなかったことから,ポーラスコンクリート工法にはヨシの植栽に適しているだけでなく波浪による地盤の浸食を防ぐ効果もあることが明らかとなった.
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