Effect of the Press Tack Needle on Recovery from Muscle Fatigue by Randomized Controlled Trial : sham controlled study

2009 
【目的】筋疲労の回復に及ぼす円皮鍼の効果をランダム化比較試験で調査し、 リハビリテーションで用いる運動療法の補助的手段としての有用性を検討した。 【方法】対象は健康成人男性29名とした。 上腕屈筋群の最大筋出力10%を加重した等張性肘関節運動を休憩を挟んで連続して2回行い、 休憩前後の運動回数から求めた減少率を円皮鍼とshamのクロスオーバー試験で比較した。 介入はダブルマスキングで後頚部に行い、 介入時の両者の判別はκ統計量を用いた。 運動で生じる局所疲労感はvisual analog scale (VAS) 値で評価した。 【結果】κ統計量は0.17であった。 運動回数の減少率は円皮鍼群35.4±20.1%、 sham群45.1±11.1% (p<0.01) で円皮鍼群が小さかった。 局所疲労感は両群間で差がなかった。 【結論】リハビリテーションにおける運動療法に円皮鍼を補助的手段として用いることは患者の機能回復を促進し、 QOLの向上に寄与できる。
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