Radiotherapy of Elderly Patients with Non-small-cell Lung Cancer.

1996 
高齢者非小細胞肺癌の治療の問題点を明らかにする目的で, 非小細胞肺癌を74歳以下と75歳以上の2群の年代に分け, その治療成績について比較検討した. III期例の放射線治療によるMSTは, 74歳以下で11.5カ月, 75歳以上で5.5カ月と有意 (P=0.0008) に75歳以上で予後不良となった. さらに死因の肺炎および放射線肺炎が74歳以下に比較し, 75歳以上で有意に多く認められた. 1およびII期例の放射線治療では両年代間での予後の差は認められなかった. 従って放射線治療は高齢者肺癌に対して有効であるが, その局所進展例では症例の厳選や照射法の工夫が必要と思われた.
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