Clinical Evaluation of SL-573, A New Non-Steroidal Antiinflammatory Agent, on Acute Inflammatory Symptoms in Otorhinolaryngology

1978 
耳鼻咽喉科領域における急性炎言詮疾患に対する新消炎鎮痛剤SL-573の効果と安全性を Indomethacin を対照薬として二重盲検法により比較検討を行ない, つぎの結果を得た.1. 試験終了時の症例数56例で, 内2例を除外した54例のうちわけはSL-573群28例, Ind. 群26例であり, 各群の症例構成にかたよりは認められなかった.2. 全般改善度で軽度改善以上の改善率は, SL-573群89.3%, Ind. 群84.6%で両群間に差は認められなかった.3. 患者の評価, 有用性についても両群間に差は認められなかった.4. 個々の臨床症状の改善率においても, いずれの項目も両群間に有意の差は認められなかった.5. 副作用の発生率は, SL-573群7.1% (2/28例) Ind. 群7.1% (2/26例) で両群間に差はなく, またいずれも重篤な副作用ではなかった.6. 臨床検査で投薬に基ずく異常値は両群ともまったく認められなかった.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []