A LAPAROSCOPIC ASSISTED RESECTED CASE OF INVAGINATED MECKEL'S DIVERTICULUM COEXISTED WITH LIPOHYPERPLASIA IN ITS INVERTED LEADING HEAD

2010 
症例は46歳,男性.腹痛,タール便を主訴に近医を受診し,上下部内視鏡検査を施行したが有意な所見なく,紹介受診となった.CTにて,脂肪濃度の回腸腫瘍による重積が疑われ,小腸造影でも回腸に腫瘤性病変を疑わせる透亮像が描出された.良悪性の鑑別困難な有症状症例であり,手術適応と判断し,腹腔鏡補助下に観察の後,切除を行った.回盲部側の回腸付近に20cmにわたって壁肥厚ならびに重積している回腸を確認の後,最短で挙上可能であった臍右側に約5cmの小切開を加えて,体外で回腸部分切除を行った.切除標本より,憩室様病変に生じた非腫瘍性病変を先進部とした回腸重積症と判断した.病理所見にて内翻先進部にlipohyperplasiaを合併したMeckel憩室による腸重積と診断された.
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