EVALUATION OF DELAMINATION CHARACTERISTIC ON RC BEAMS BONDED WITH CFRP SHEET AND APPLICATION TO SMEARED CRACK TYPE FEM ANALYSIS

2005 
本論文は, 劣化したRC構造物に対して有力な曲げ補強工法である連続繊維シート接着工法に着目し, 各要因の相違を考慮したシート補強RCはりのシートはく離特性の評価およびモデル化, 要素試験としての付着試験に基づくシート補強RCはりのシートとコンクリート付着構成則の算出手法の提案および分散ひび割れ型有限要素解析への適用性の検証を目的に検討を行ったものである. その結果, シート補強RCはりのシート有効付着長は曲げの影響で付着試験のそれより長い, シートはく離は載荷点近傍の局所的な鉄筋降伏により発生する, 付着試験に有効付着長の相違を考慮することでシート補強RCはりの付着構成則を算出でき, 分散ひび割れ型の有限要素解析に適用可能であることなどが明らかとなった.
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