Clinical study of paranasal sinus carcinoma except for maxillary sinus carcinoma

2010 
1984年から2009年までに当科で治療を行った篩骨洞癌20例,前頭洞癌3例,蝶形骨洞癌6例の臨床的検討を行った。年齢は35歳から82歳,平均62歳,検討項目は,病理組織型,治療方法,転帰とした。篩骨洞癌は,手術症例10例中,生存は6例,原発巣死は2例で,非手術症例10例中,生存は2例,原発巣死は7例であった。前頭洞癌は前頭蓋底手術を含めた集学治療を行っており,全例局所制御できていた。蝶形骨洞癌は全例,化学放射線治療を行い,生存4例,原発巣死2例であった。篩骨洞癌,前頭洞癌は頭蓋底手術を含めた集学的治療,蝶形骨洞癌は化学放射線治療が有効と考えられた。
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