DELAYED AIRWAY STENOSIS AFTER RADIOTHERAPY FOR HEAD AND NECK CANCER

2002 
1989年から1999年の早期頭頸部癌に対する根治照射後に, 遅発性気道狭窄をきたした7例を検討した。対象は54歳から77歳の男性6例, 女性1例であった。内訳は喉頭癌声門型T1a, T1b各1例, T2; 3例, 声門下T2; 1例, 原発不明癌1例であった。照射終了からの期間は3ケ月から3年11ケ月 (中央値7ケ月) であった。線源はすべて60Coで, ライナックは1例もなかった。照射線量は60Gy3例, 70Gy4例であった。1例は1側の声帯運動障害を伴い計4回の再燃を来たした。3例で気管切開を行い, 両側声帯運動障害が主因であった。同期間に根治照射をした喉頭癌90例をコントロールとして, 背景, 治療方法, 粘膜反応性を比較した。その結果, 照射線源 (60Co), 線量, 頸部手術, 使用鎮痛薬と使用時期, 粘膜炎の出現時期, 照射中の喉頭浮腫が危険因子としてあげられ, 特に照射中の粘膜炎の出現時期と程度が重要と考えられた。
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