Ablation for common atrial flutter and micro-reentrant atrial tachycardia after an intracardiac repair

1999 
症例は15歳の女性, 生下時よりチアノーゼを認め, Ebstein奇形, 肺動脈狭窄 (PS) , 心房中隔欠損 (ASD) と診断された.4歳, 右室流出路形成術を施行, 三尖弁中隔尖, 後尖は下方に付着し右室は小さく, Fontan血行動態に類似した.術後8年目に, 通常型心房粗動が出現した, 頻回にカウンターショック (DC) を必要としたため, カテーテルアブレーションを行い成功した, その1カ月後, 心房頻拍が出現し, 頻回にDCを必要とした.電気生理検査において, 心房頻拍中の興奮伝播は, 右房の後側壁中部に最早期興奮部位を認めた.手術時の右房切開線の後方寄りでは上下両方向に伝導し, 前方寄りでは上から下へ伝導するミクロリエントリーと考えられた. (1) 右房切開線, (2) 前回のアブレーションライン, (3) 分界稜, (4) Eustachian弁, (5) ASDパツチ下からEustachian弁間の5ヵ所がプロツクラインとなっていた.多数のプロツクラインが存在したため診断に苦慮したが, ミクロリエントリーと診断した.最早期興奮部位にアブレーションを行い成功した.
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