A LONG-TERM SURVIVOR WITHOUT RECURRENCE AFTER RESECTION OF CRANIAL METASTASIS FOLLOWING HEPATIC RESECTION FOR HEPATOCELLULAR CARCINOMA

2001 
肝細胞癌術後頭蓋骨転移に対して,腫瘍摘出術を行い,長期無再発生存中の1例を経験した.症例は59歳女性で,平成4年11月,肝細胞癌の診断で,肝S4亜区域切除を行った.平成6年2月頭蓋骨転移を認め,カルモフールの投与によって腫瘍は著明に縮小したが,副作用のためカルモフールを中止すると,急速に増大したため,平成8年12月腫瘍栄養動脈の塞栓後,頭蓋骨腫瘍摘出術を行った.その後,現在まで再発の徴候は認めていない.肝細胞癌骨転移の予後は一般に不良であるが,他に転移を認めない場合には,転移巣の切除も選択肢の1つであると思われる.
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