Chronic phlegmonous gastritis. Report of two cases.

1990 
膵炎が誘因と思われる慢性胃蜂窩織炎の2例を経験した.症例は65歳, 男性および70歳, 男性で術前スキルス胃癌が疑われた. 術中所見でも胃壁は著明に肥厚し, 膵体部と強く癒着し, 胃全摘を施行した. しかし切除標本の病理組織診断は慢性胃蜂窩織炎であった.胃蜂窩織炎はきわめてまれな疾患であり, 術前に診断されることはまれである. 特にスキルス胃癌との鑑別診断は非常に困難であり, 本疾患の存在を熟知しておくことが必要である.
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