Percutaneous Treatment of Calcaneal Intraarticular Fracture Using New Screw System (RS Screw)

2008 
踵骨関節内骨折に対して経皮的鋼線刺入による骨接合術は広く普及した方法であるが,刺入部の皮膚壊死や感染,ピンのback outなどの問題が起こることがある.これらの問題を解決するために新しいスクリューシステム(RSスクリュー)を開発したので,その手術手技の紹介と臨床成績について報告する.対象は2005年2月から2006年3月までの踵骨関節内骨折に対して同スクリューを使用した12例13足.平均年齢は58.4歳であった.Bohlor角は術前が16.4±5.9°,術直後が33.3±6.3°,最終経過観察時は30.4±6.8°であった.Maxfieldの臨床評価基準では,Excellent 7例,Very Good 3例,Fair 2例であった.また,感染やback out,スクリュー刺入部の皮膚壊死の発生はなかった.抜釘が容易に行える点も利点と思われた.
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