Peripheral Nerve Function in Hemiplegia Resulting from Cerebral Palsy

2000 
中枢神経障害に伴う末梢神経の二次的異常を,脛骨神経のM波とF波で調べた.対象は,脳性麻痺(CP)による片麻痺者,脳卒中および頭部外傷による片麻痺者(後天性群),CP群と年齢が対応する正常者の各15名である.M波では下腿のMCVと振幅比(膝窩/足関節刺激)を,足関節刺激のF波では潜時,潜時差.波形時間および振幅を評価した.麻痺側と非麻痺側の比較では,CP群も後天性群も,MCVと,F波の波形時間および振幅に統計学的有意差を認め,非麻痺側と正常群の比較では,MCVと,F波の潜時および波形時間に統計学的有意差を認めた.CP群のF波振幅およびM波振幅比は,後天性群より明らかに異常が少なかった.
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