Postoperative complications after induction therapy for lung cancer

2004 
1991年1月から2001年3月までにInduction therapy (IT) 後に手術を施行した肺癌症例84例の術後合併症を分析し, 特に気管支および血管形成術施行症例21例と非施行63例の治療成績について比較検討した.形成術の内容は, 気管支形成術が10例, 血管形成術が6例, 両者の併用が5例であった.「形成術群」の術後合併症は12例 (57%) にみられ, 「非形成術群」の25例 (40%) と比較してやや高率であったが, 有意差は認められなかった.手術関連死亡となったものは「形成術群」では肺炎と膿胸各1例の計2例 (9.5%), 「非形成術群」ではARDS2例と肺炎1例の計3例 (4.8%) で, 「形成術群」で若干高かったが有意差は認められなかった.術後の再発形式でも2群間に差は認められなかった.IT後であっても気管支および血管形成術は安全に行いうる考えられた.
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