Laparoscopic Local Therapy for Hepatocellular Carcinoma: Comparison between Radiofrequency Ablation and Microwave Coagulation.

2003 
肝細胞癌 (HCC) に対する熱凝固療法として, 高周波焼灼療法 (RA) あるいはマイクロ波凝固療法 (MC) が選択されている. 今回我々は, 当院での腹腔鏡的RA (LRA), 腹腔鏡的MC (LMC) 両治療群において, 凝固領域の広がり方を検討した. 1998年4月から2001年8月までの間に腹腔鏡的治療を施行したHCC症例の内, 単発の34例を対象とし, 凝固領域の評価には腹部ダイナミックCTを用いた.LRAではLMCに比べ, 凝固時間が長く, 凝固領域のX軸およびZ軸最大径, 凝固領域最短径がより大きかった. LRA (RITA) ではLMCに比べてより広範囲な凝固領域が得られ, 凝固領域の広がりに関しては, より凹凸が強くいびつな治療域となる傾向があった. よってLRAではLMCよりも更に充分なセーフティマージンをとる必要があると考えられた.
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