[A very elderly case of acute-onset autoimmune type 1 diabetes mellitus].

2010 
症例は80歳男性,入院約40日前頃より全身倦怠,頻尿が出現,泌尿器科で加療受けるも改善せず.さらに口渇も出現したため近医受診,随時血糖629 mg/dl ,HbA1c 12.4%を指摘され,当科紹介受診,同日入院となる.入院後速効型インスリン持続静注及び生理的食塩水輸液を開始,翌日より1,520 kcal/日の食事療法を開始した.抗GADAb,抗IA-2Abともに陽性で,急性発症自己免疫性1型糖尿病であることが判明し,初期には速効型インスリンを用いたスライディングスケールから,続いて持効型及び超速効型インスリンを用いたインスリン4回法を行っていたが,糖尿病合併症がなく,全盲で自己注射に家族の助けを要すること,また,QOLの向上からも,最終的にインスリン2回法に変更した.血糖コントロールも良好で退院となった.
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