A CASE OF GASTROINTESTINAL STROMAL TUMOR OF THE JEJUNUM WITH PERITONEAL METASTASIS 3.5 YEARS AFTER OPERATION

2002 
空腸gastrointestinal stromal tumor (GIST)に対し手術を施行後3年6カ月で腹膜再発をきたした症例を経験したので報告する.症例は52歳の男性で下血,貧血を主訴に当院を受診した.小腸造影,腹部CT, 腹部血管造影検査にて, Treitz靱帯から20cmの空腸に径7×5×5cm大のhypervascularな腫瘍を認めた.空腸原発の平滑筋肉腫と診断し,平成8年6月17日,空腸部分切除を施行した.病理組織検査では400倍率1視野に核分裂像を2, 3個認め,免疫組織化学検査ではα-smooth muscle actin (SMA), S-100蛋白が陰性, CD34, c-kitが陽性であり, GIST, uncommitted type, malignantと診断した.外来での腹部CTにて上腹部から骨盤に腹膜転移と考えられる腫瘤を認め,平成12年1月12日に開腹術を施行した.腹腔内に無数の腹膜転移を認めたため,試験開腹術に終わる.平成12年12月25日,腹膜播種の増悪にて死亡した.
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