LIFE CYCLE COST OF CONCRETE SLAB FOR PIPE HEATING

2005 
本研究は, パイプヒーティングのライフサイクルコスト (LCC) 算定に不可欠な耐用年数の支配要因を明らかにするとともに, 仮想モデルを用いてパイプヒーティングと凍結防止剤散布方式や散水方式とのコスト比較を行うことで, 今後のLCCを考慮した合理的な設計の基礎的資料とするものである. 本研究の範囲内から, (1) パイプヒーティングを用いるような山岳道路では, コンクリート版の輪荷重疲労破壊よりも先にパイプ自体の使用限界に達すること, (2) ステンレス製パイプを用いたパイプヒーティングは, 一般的な凍結防止剤散布方式よりLCCを小さくできること, が明らかとなった.
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