Obesity : Advances on diagnosis and treatment.4.Treatment of obesity.3.Behavior therapy.

1995 
食欲は物質で調節され,その主座は視床下部にある.しかし,ヒトでは食行動の動機づけに,脳の高次機能(認知)が加わって来る.肥満症ではこの認知機能に歪みを生じるため,特有な食行動異常を起こしてくる.行動療法の主目的は,この認知障害を修復することにある.グラフ化体重日記や咀嚼法が有用なのは,感覚系を通じて,異常な食行動を修復できるからである.認知の修復に有用な治療技法,この開発が今後とも必要になる.
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