The Management of Post-surgical Acute Lung Injury—A Summary of Pharmacologic Treatment—

2007 
術後急性肺障害 (肺損傷) の病理組織像は, 肺にび漫性に生じる肺胞内硝子膜形成, フィブリン析出, 炎症細胞浸潤, 肺胞上皮障害および間質における炎症細胞浸潤と浮腫性変化などに特徴づけられる. これらはいずれも完成された病理像であるが, これらに至る過程を生体顕微鏡下に観察すると, 急性肺障害の発生過程においては活性化好中球の果たす役割がきわめて大きいことが明らかになった. したがって, 急性肺障害の管理においては, 肺保護戦略に準じた呼吸管理とともに, 好中球エラスターゼ阻害薬を用いた薬物療法による微小循環保護が必要と考える.
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