COMPARISON OF ONE-ELEMENT ANALYSIS RESULTS BY SOME NUMERICAL METHODS FOR JOINTED ROCK MASS

2000 
我が国では多くの地下発電所空洞建設の実績を有するが, 厳しい地質・地圧条件下での施工やより大断面の空洞掘削を可能にするためには, 空洞掘削時の岩盤挙動を正確に予測し得る解析手法の開発が不可欠である. 本研究では不連続性岩盤を対象とする最新の解析手法として, 節理の破壊を考慮したひずみ軟化解析, MBC解析, ロックボルト効果が考慮可能な等価連続体解析, 複合降伏モデル, クラックテンソルモデル, 損傷テンソルモデルを取り上げ, 簡単な節理条件に対する巨視的な等価せん断弾性係数の算定式により入力物性値の比較を行った. 次に, 既往の地下発電所空洞掘削時の岩盤変形挙動を最も良く再現できる入力パラメータを抽出し, 各解析手法による一要素解析結果の関係について論じた.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    1
    References
    3
    Citations
    NaN
    KQI
    []