Spontaneous closure of spontaneous bladder rupture in a hemodialysis patient

2000 
症例は39歳男性. 1996年7月, 肝腎症候群による慢性腎不全のため血液透析導入. 8月29日透析中に突然の右下腹部痛が出現. 排尿後も尿意を訴えるので, 尿道力テーテルを留置した. 1時間で約3000mlの排液があり緊満していた腹部が平坦となった. 膀胱破裂により腹水が排液したと判断された. 全身状態が不良なので, 尿道力テーテル留置で保存的に経過観察し, 入院2か月で破裂部は閉鎖した. 入院3か月後, 腹腔内に小児頭大の仮性被包化膿瘍を認めたが, これも経皮的ドレナージで治癒した.
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