Hyperthermia with systemic chemotherapy for unresectable Hepatocelullar carcinoma.

1994 
手術不能と診断された進行肝細胞癌28例(塊状型19例,びまん型5例,結節型4例)に対して温熱療法を中心とした集学的治療法を施行しその抗腫瘍効果について検討した.方法は13.56MHz RF誘電加温装置を用い,1回/週,40分間,計10回の加温を原則とした.加温中はMMC, 5-FUなどによる全身化学療法を,加温前後には可能な限りTAE, LPD動注を含むone shot動注療法を併用した.腫瘍の退縮に基づく評価により温熱療法の抗腫瘍効果を検討すると28例中4例(14%)にPRを認めたがその4例はいずれも男性でProtocol通りの充分な加温可能であった症例であり,その肉眼分類は塊状型で,臨床病期ではIが1例,IIが3例と比較的良好な肝機能を有する症例であった.脈管浸潤の程度ではVp2が3例,Vp3が1例であった.また,結節型,びまん型ではその治療効果は極めて不充分であった.
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