Clinical analysis of thrombocytopenia during continuous blood purification

2003 
集中治療における持続血液浄化法 (continuous blood purification, CBP) 施行中の血小板数減少の発生要因についてretrospectiveに検討した.1回平均8時間以上の持続血液濾過透析 (CHDF) もしくは持続血液濾過 (CHF) を2日以上施行した27症例 (延べ161回) を対象とした. CBP施行中に血小板が開始前値に比べ30%以上の減少を認めた群 (血小板減少あり群N=12), 認めなかった群 (血小板減少なし群N=15) の2つに群分けし, 比較検討した. 検討項目はCHDF/CHF条件としてヘモフィルターおよび抗凝固剤の種類, QD(mL/hr), QF(mL/hr), 血液流量分の濾液流量 (濾過率) QF/QB (%), フィルター使用時間 (hr) の6項目, CBP導入前データとしてAPACHE IIスコア, DICスコア, プロトロンビン時間 (秒), フィブリノーゲン (mg/dL), FDP (μg/mL), 白血球数 (/μL), 血小板数 (×104/μL), ヘマトクリット値 (%), 血清クレアチニン濃度 (mg/dL) および年齢の10項目とした.血小板減少あり群ではAPACHE IIスコアが有意に高値 (28.1±8.7 vs 18.2±9.6, p<0.05) であったが, DICスコアを含めた他9項目では2群間で有意差は認められなかった. CBP施行条件では濾液流量 [QF(mL/hr)], 濾過率, 1回フィルター使用時間に有意差を認めた (720.7±444.3 vs 468.9±182.9mL/hr, p<0.05, 12.2±6.5 vs 8.1±2.7%, p<0.01, 13.2±5.9 vs 9.1±2.8hr, p<0.05). 多変量ロジスティック回帰分析では濾過率10%以上およびAPACHE IIスコア20点以上は各20.7倍, 24.4倍のオッズ比を示した. 以上より臨床要因としてAPACHE IIスコア (重症度) の高値, CBPの要因として濾過率の高値がCBP施行中の血小板減少の主な危険因子と推察された.
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